数十年ぶりの祖谷へ、紅葉🍁目当てに行って来ました。
でも、舟下りでの景色も行き帰りの景色も少し残念な感じでした。
相方も、「こんなに綺麗じゃない祖谷渓谷の紅葉は初めて」と。
でも、日常から離れた空気感は素晴らしく気持ちの良いものでしたし、舟下りの舟の中で中国語が飛び交っていた為、何処か遠い観光地に来たような気分にもなりました。
舟下りを終え、お昼の時間をずらした甲斐もあり人気のお蕎麦屋さん「祖谷美人」で昼食です。
「ぼけあげ」と呼ばれている大きな油揚げの乗ったお蕎麦と、山掛けそばを注文しました。お蕎麦は平たくやや柔らかめ。お出汁は上品な関西風。
山掛け蕎麦は、薄味でお出汁だけ飲むにはちょうど良い感じでした。
ぼけあげ蕎麦は、ぼけあげの煮た味とお出汁が混ざり良い具合です。
ここから少し行けば祖谷のかずら橋があります。
数十年前に足が橋からスポ抜けて落ちそうで怖かった思い出があるところ・・・今回はもう怖くはないかな?
大人になったし、足のサイズも大きくなったから怖くないんじゃないかと思いましたが・・・やっぱり怖くてつかまりながら一歩一歩進むしかありませんでした(^^; 揺れるし下を見れば怖いし。
足元の板を1枚ずつ歩いていましたが、後半になって1枚飛ばしで歩いていく方がスムーズに行けることに気づきました。
橋を渡った後は、こちらで鮎とあめごと「でこまわし」をいただきました。
でこまわしとは、蕎麦団子、ジャガイモ、豆腐、こんにゃくを串にさして柚子味噌を付けて炭火で焼いたものです。
くるくると回しながら焼く様子が、人形浄瑠璃の木偶人形(デコ人形)の頭のようだからそう呼ばれるようになったとか。
焼き加減も魚の塩加減もちょうど良く、全部美味しくいただきました。
次は、SNSでよく見かける小便小僧へ。
どんなところにあるのかと思ったら山道に突然現れました。
駐車場もなく、少し広い所に車を止めて見るしかないので他の人と重なると素通りせざるを得ないようなところです。
後ろ姿も可愛いでしょう^^
彼の左手に10円玉が乗っているのは、誰か狙って投げたのでしょうかね。
なかなか難しそうです。
久々の祖谷でしたが、さすが日本の三大秘境に入るというだけあって素晴らしかったです。来年の紅葉は今年よりも見ごたえのあることを願ってます。